調布市・狛江市の多摩川住宅で魅力づくり本格スタート

2021.07.14 Update

調布市・狛江市の多摩川住宅で魅力づくり本格スタート

都内屈指のマンモス団地

多摩川住宅は、1960年代に東京都住宅供給公社(以下JKK)によって調布市・狛江市にまたがって建てられた4000戸を保有するマンモス団地です。7つの単位会(棟郡)から成る広大な敷地には、名物の給水塔、各所に公園、商店街(現在仮店舗に移転中)があり、桜並木や多摩川にも囲まれ自然豊かなまちとして親しまれてきました。

毎年開催される大規模な団地祭り、地域運動会をはじめ、各単位会内でも様々なイベントが行われています。

シンボルの給水塔

また、歴史あるまちにとどまらず、経済産業省の電動車いす実証実験やシェアサイクルなど、新しい取り組みにも積極的に取り組んでいます。半沢直樹が住んでいた東京中央銀行の社宅としてテレビに登場したことも。

シェアサイクルのステーション

一方、住民の高齢化、建物の老朽化や防災の課題も顕在化しており、まちの持続・再生に向けた活動が必要とされています。

街づくり協議会の魅力づくりへの取組

その中で、各単位会の代議員(JKKを含む)から構成されている多摩川住宅街づくり協議会では、これまで再生に向けた地区計画の策定、景観ルールの策定、行政との開発基本協定締結等の活動を行ってきました。

そして、再生に向けた活動は第2ステージを迎え、コミュニティ活性化等のソフト面の要素もプラスした「魅力づくり」を本格スタートしています。今後、弊社もコーディネーターとしてご支援させていただく運びとなりました。

魅力づくりへの取組序章~電動車いす実証実験~

直近の活動では、例えば昨年の9月~12月行われた電動車いすの実証実験があります。この実験は、経済産業省の多様なモビリティ導入支援事業の一環として、日本全国5カ所(横浜市・東京都調布市・茨城県つくば市・京都府京丹後市・静岡市)で行われたものです。

調布市主導のもと実験に参加した多摩川住宅では、電動車いす11台を住民参加者が3週間試乗し、感想や課題を日誌に記録していきました。移動先は住宅内や近隣道路・スーパー、府中など。中でも参加者人気が高かったのは近隣スーパー、多摩川沿いの土手でした。

実証実験の様子

魅力づくりのこれからと情報発信

また、最近ではInstagram、Facebook、Twitterでの情報発信に力を入れています。もともと、協議会の取組や成果が見えにくいという課題があり、多摩川住宅内部での情報共有、外部への情報発信の強化のため、街づくり協議会公式SNSの立ち上げが行われました。パワーアップしていく多摩川住宅の日々の様子をぜひご覧ください。

今後も様々な魅力づくりに取り組んでいく多摩川住宅。スマートシティニュースでも、随時紹介していきます。

作成:スマートシティニュース編集部 下川、平泉