横浜市住宅供給公社・日本総合住生活株式会社主催「マネジメントするまちづくり(団地・マンション)セミナー~まちのミライをみんなで考えよう!~」 講演レポート

2017.09.28 Update

セミナー

横浜市住宅供給公社・日本総合住生活株式会社主催「マネジメントするまちづくり(団地・マンション)セミナー~まちのミライをみんなで考えよう!~」 講演レポート

2017年9月23日(土)、横浜市住宅供給公社・日本総合住生活株式会社主催「マネジメントするまちづくり(団地・マンション)セミナー~まちのミライをみんなで考えよう!~」 が開催されました。

横浜MIDベース、ミツバチプロジェクトによるコミュニティ形成

横浜市住宅供給公社 佐藤健二氏より、横浜MIDベースにおける取組として、ミツバチプロジェクト(住民が屋上で養蜂や収穫体験)やアート・健康増進など様々なワークショップを通した住民による自主的コミュニティ形成のサポートについてお話頂きました。

団地再生のポイントは合意形成と費用負担

日本総合住生活株式会社 景野昌樹氏より、高経年マンション・団地の課題である「2つの老い(建物の老朽化・住民の高齢化)」について、再生の鍵はコミュニティにおける合意形成・費用負担であること、またそれに対する取組についてお話頂きました。

当事者としてのまちづくり、50年後の未来を考える

最後に、弊社代表山口からは、住民が当事者としてまちづくりのことを考える重要性について講演致しました。そこでは主にポートランドのまちづくり成功事例を交え、目の前の問題解決だけでなく、自分たちが居なくなったあとの「50年後の未来」まで見据える視点も強調しました。

お金がまわる仕組みをつくる

また、ポートランドの資金調達方法や運営における費用負担の仕組を紹介したうえで、当事者として、持続可能なコミュニティ形成・活性化のために、お金が回る仕組みを作り、エリアマネジメントを50年スパンで考えることの重要性について説明致しました。

地域の現状・課題をテーマにワークショップ

講演後には、参加者の方々でグループワークショップを行い「地域の現状と課題」について意見交換を行いました。課題としては管理組合の高齢化や、若者・担い手不足、大規模修繕・建替えの問題などに、どの地域でも直面しているようでした。一方で、中には若者の声が届かなかったり潰されてしまったりし困っていることや、組合の運営についてはある程度外部化・システム化するのも一つの手である、と試行錯誤の末判断されたことを話された方もおられ、課題や解決策はそれぞれの地域によって一様ではないこともまた改めて認識されました。